Thinkpad バッテリー内部ゲージのリセット

ThinkPadにインストールされている省電力マネージャを見てみると、バッテリーの定格容量56.16Whに対して満充電容量が45.21W hしかなかった。購入当初は約58Whだったので、13Whほど減少したことになる。こういうときはバッテリー内部ゲージのリセットを行うことで改善・回復できる場合があるようなので、早速やってみた。

ちなみにバッテリーの詳細は以下のよう。

デバイス組成:Li-Ion
サイクルカウント:161
使用開始日:2008-10
満充電容量:45.21Wh

使用開始から23ヶ月というところだ。

バッテリー内部ゲージのリセットは省電力マネージャのバッテリータブからバッテリーのメンテナンスを選択し リセットの実行をクリックするだけで自動的に開始される。
実際にやっていることは、100%まで充電後0%まで放電、そして100%まで充電される。この時は充電のしきい値で設定した値は無視されるようだ。(95%で充電を停止するように設定しているが100%まで充電された)

バッテリー内部ゲージのリセットが終了すると、満充電容量が51.74Whとなり6.53Wh増加した。

2年近く使用しているのでバッテリーの劣化は仕方が無いことだがバッテリー内部ゲージのリセットで6.53Wh増加はなかなか大きい。このページ(ThinkPad のバッテリーを長持ちさせる方法について)によると、
” Li-Ionバッテリーでは、数ヶ月に一度、リフレッシュ(バッテリー内部ゲージのリセット)を行われることをお勧めします。 「省電力マネージャ」を起動し、バッテリー情報 > バッテリーのメンテナンス > バッテリー内部ゲージのリセット から ” リセットの実行 ” をクリックします。”
と、書いてあったので年に3、4回やったほうがいいのかもしれない。省電力マネージャのオプションで「リセットが必要なときに通知する」という項目があるが、今まで通知されたことがない。どういう条件で通知されるのか少し気になった。

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