Memtest86+といえばメモリチェックツールとして定番のフリーソフトですが、USBメモリから起動するには仮想FDDソフトなどを使いUSBメモリをMS-DOS起動ディスクにしなければならなかったので手間もかかり面倒でした。
2010年5月4日に公開されたMemtest86+ V4.10でUSBメモリへの自動インストールに対応しました。このため、簡単にUSBメモリから起動することが出来るようになりました。
対応OSはWindows 9x,2000,XP,7です。(公式サイトに書かれてないだけでおそらくVistaも可能)
ダウンロードは、公式サイト内のDownload (Pre-built & ISOs)→Download – Auto-installer for USB Key (Win 9x/2k/xp/7)です。
2010/06/12時点ではV4.10が最新バージョンです。基本的に最新バージョンを使用するようにしてください。
ダウンロードしたファイルを解凍しexeファイルを実行すると、Licence Agreementなどが表示されますのでI Agreeをクリックし先に進んでください。
左側にあるプルダウンメニューより、USBメモリを指定し、(Recommended) Check this box if you want to format Drive XX:\にチェックを入れてください。Createを押すと、自動的にフォーマットされMemtest86+が書き込まれます。
これで、USBメモリにMemtest86+がインストールされました。
USB起動(ブート)の方法
通常、パソコンはHDDから起動されるようになっています。このままではUSBメモリをさしてもOSが起動してしまうので、BIOS設定でUSBメモリが起動するようにする必要があります。
まず、BIOSを起動します。BIOSの起動方法はパソコンによって違うので、わからない場合はマニュアルを参照してください。GA-EP45-UD3Rではパソコン起動時にDelを押すことで起動します。
次に、起動優先順(Boot order)を変更します。これも呼び方はパソコンによって変わります。ここで、USB-HDDやUSB Storage、USB DeviceなどUSBメモリっぽいものが起動するように設定します。
無事USBメモリから起動すると自動的にMemtest86+が開始されます。
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